2011年4月29日金曜日

マルチプルユース:Mac mini編

ものを整理するときの基本だけれど、出来ることならば複数の機器を一つのデバイスに統合してしまうべきですよね。そもそも「整理」を大辞林で引いてみると、「モノを減らすこと」と出てくる。わが家、自室に絞ってみてももっともっとデジモノを減らしてスッキリした空間を作りたい。空いたスペースに植物や花を置いてコーヒーを飲みながら寛ぎたい。生活感のある部屋にしたい。

そんな私の理想に一役どくろか5役ぐらいかっているものがMac miniです。

●Web共有機能を使ってホームページを無料で公開

●FTPサーバー機能を使って容量350GBの無料ドロップボックスとして(好きなだけ増設可能)。

●iPhoneの母艦、管理用。

●iPhoneアプリケーションのAir Videoなどを使った動画のストリーミングサーバー。

●動画のエンコード専用マシーン

●HDMI端子でTVにつないで超高性能Apple TV化。

などなど。兎に角アイドル時消費電力わずか9wという圧倒的なエコ性能と静音性からサーバーとして最高のマシーンになってくれます。ついでに外部からもiPhoneの各種VNCアプリケーションを使えば直接操作可能。

とくに上に上げた中だと、個人的にはFTPサーバー機能があまりにもでかいです。YouTubeなどから取得しした動画は全て保存先をMac mini内のフォルダに指定しているため、いつでも好きなときに必要なモノをiPhoneのGood Readerで取り出して見ることが可能です。また、家庭で使うときはTVにつないでいるのですが、操作が煩わしいというイメージをお持ちの方が多いと思います。

たしかにパソコンモニターの方が使いやすいのですが、ポインティングデバイスをマジックトラックパッドにすることで大分快適に操作可能です。ほとんどのアプリケーションの操作をすべてマルチタッチのジェスチャーに割り振ってしまえばいい。(どうしてもFinderを酷使したい場合は母艦のMacBook ProからVNC(画面共有)でアクセス)

うーんサーバー機が一台あるだけでとても「捗るし」お値段もまあ手ごろっちゃあ手頃。確か6万弱ですよね。AppleCareが一万七千円。世間はiPad2で賑わっていますが、縁の下の力持ちとしてMac miniは如何でしょうか(笑)。

2011年4月21日木曜日

デジタルとアナログの使い分けその2

 以前のエントリーでも書いたとおり日頃からモレスキンノートとiPhoneを持ち歩いています。で、書類などもなんでもかんでも一元管理しようとせず、アナログが得意な部分はアナログ、デジタルの得意分野はiPhoneに任せています。

で、PDF書類の閲覧はどちらに任せるべきだと考えますか?プリントアウトした方が閲覧性が高く使いやすいでしょうか?またはデジタル機器にスキャンした方が良いでしょうかね?
まあ大画面のiPadでいいとこ取りをすることを実は春先考えていました...が、やはり役割分担させることに決めました。

結論から言うと私の場合PDFはプリントアウトしてアナログで持ち歩きます。さっきもアップルの提供しているデベロッパーマニュアルのObject-Cプログラミング言語の部分をプリントアウトして持ち出しました。嵩張りますが閲覧性は最高ですし、気休めかも知れませんが液晶を眺めるよりも目に優しいのでしょう。

ではiPhoneは何に使うかなのですが、やはり「検索」のために使います。折角もとはデジタルのPDFデータなのでデベロッパーマニュアルを読んでいて、どこに関連記事が記載されていたか、索引では不満の場合はiPhoneで同じ書類に検索をかけてページ数を把握するわけです。





というふうに何もどちらかに絞る必要は無いんですよね。
どちらも併せて使うことで相乗効果(いいとこ取り)が生まれて良々、といったところだと考える次第です。写真もデジタルでメモするのは簡単ですが、たまにはプリントアウトしてノートに貼り付けるのも風情があって一興です^^

2011年4月10日日曜日

【iPhone】Googleリーダーの未読管理【パソコン】

常日頃からGoogleリーダーで、RSSフィードを管理しているのだけれど、最近はRSSリーダーも豊富に揃っているし、どれを選んでどう運用するかは本当に人それぞれだと思う次第です。
 私の場合はまず、基本的にはiPhoneでしかみません。未読管理は以前紹介したSylfeedにやらせます。ここで一度新着記事を一通りチェックした後で、今度はスターを付けたり、Read it laterに送ったりして、最終的には画面の大きなパソコンで閲覧という流れになります。

しかし....どのサービスも一長一短なので悩みますねこれ...。

例えば一つには、Starで記事を管理する場合ですが、この場合Grease monkeyを拡張機能としてパソコンのブラウザーにインストール、さらに「Google Star Opener」を使用して、一気に記事に目を通すのが一番快適かと思います。以下のSSのようにリンクをクリックすることなく全自動で開いてくれます。


このスクリプトの秀逸なところは、スター記事を5件まとめて新しいタブに開いた後、Starのチェックを自動で外してくれるところですね。

べつの管理方法としては「後で読む」系のサービスでしょうか。Read it latar や Instapaperにあらかじめ記事を送っておけばあとで自宅に帰った後でパソコンのブラウザを使ってじっくりと記事を読むことが出来ます。しかし、この2つは性質が若干異なるので、長所と短所を見極めた上で自分の好みのクライアントを選ぶべきです。特に優れた点を挙げます。

●Read it Later→iPhone版で EvernoteにRSSフィード記事の元ページを丸ごとおくれる。Firefox拡張機能として、記事をキャッシュできる。

●Instapaper→ iPhone版はOmniFocusやSimply Tweetなどの外部アプリとの連携が協力。元ページキャッシュ機能。

まず、Read it Laterは何が便利かって、Evernoteに元ページをそっくり遅れることです。以前は文字化けしたそうですが、いまは正常に使えます。基本的には広告等は省かれ本文中心にクリップされるのが秀逸。弱点としては、ページの永久保存には向いていないこと。一度読んだページはアーカイブされるんですが、それはリンクだけなので、後でたどると元ページが削除されており記事が見つからない場合があります。

一方でInstapaterですが、こちらはなんといっても記事のキャッシュが今日力。一度likeマークを付けておけば何時までもキャッシュがアプリに残るので、頻繁に参照するサイト、何かの資料などをこちらに入れておくと非常に心強いです。永久保存向け。

おおまかにこのような差があります。で、私の場合は、結局Read it LaterとInstapaperの併用という形で落ち着けそうです。















 運用方法としては以前のエントリーで紹介したSylfeedで、気になる記事に全てピンを刺します。そのあとでピンの付いた記事に一斉にRaed it laterに送る、Instapaperに送るを実行します。このSlyfeedの真骨頂はここですよね。複数のアクションを一括で行えるのが凄い。ついでに、Starもつけちゃえ!とはじめの頃はやっていたのですが、そうなるとRead it LaterのなかにStar記事として既に読んだモノと、他のアプリとの連携で送られてきた記事がごちゃ混ぜになってわかりにくいので止めましたw

Sylfeed...まだVerこそわかいですが、後発であることを活かした優れたUIを持っています。興味があったら350円で売ってますので、購入を検討してみたらば如何でしょうか。
http://itunes.apple.com/jp/app/id403879490?mt=8&ign-mpt=uo%3D4http://itunes.apple.com/jp/app/id403879490?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

2011年4月8日金曜日

OmniFocusで生徒を管理

いつもOmniFocusでプライベイトから仕事まで to-doを管理しているんだけれども...もちろん塾の授業計画/準備もこいつに頼る。最初はコンテキストに職場を割り当てて居たのだけれど、これだと自分の場合上手く整理されないことに気がつく。ちなみに授業は、通常は個別指導、たまに集団。

コンテキストはむしろ生徒個人の名前で管理した方が楽だと気がついた。プロジェクトを一週間分の授業に指定して、その中に片っ端から今週の授業で行いたいことをタスクとして登録。それぞれに取り組ませたい生徒の名前でコンテキストを区別と言った具合。これだと無駄にプロジェクトが増えなくてすむし、特定の人物に絞って何を行えばいいのかリストアップできるので、タスクを処理する段階でとても使いやすい。


とまあ、仕事に応じてまるで使い方違ってきますわな...。それと以外に便利だと気がついたのが、iPhone版OmniFocusのボイスメモ機能。これは前回の授業をレビューするのにとても便利。単に進捗状況を残すだけならば、レポートで良いのだけれど、「声」ならば、その授業中に感じ取ったもっと深い感情的な部分や、感触を残しておくことが出来る。このメモは次の授業のプロジェクトに「前回の授業をレビュー」というタスクとして振り返るようにしている。


これで一通り授業は回る。整理された状態で。ただ授業品質を考えた場合は個々のタスクの質がまだまだになってしまうので、さらに中期ゴールや長期ゴールといったフォルダーを作り、そのなかに生徒ごとの将来の目的、目標を突っ込んでいる。これを元に目の前のタスクを「一段上の視点から見直す」ことにより、一つ一つのタスクを掘り下げるようにしている。

とくに私の場合,保護者面談などでよく親御さんから、もっと将来の「ビジョン」について話して欲しいと言われる。つまり「ビジョンのない講師」なんだよねw というわけで、GTDでいうところのいわゆる週次レビューの様なものはより厳しくチェックするようにしている。偶にサボるけど(笑)。

2011年4月7日木曜日

サイトのテキストだけ抽出してさっぱりEvernote

よくあとあと見直そうと思う記事はEvernoteにクリップしておくのだけれど、ページをまるごとクリップすると広告とかいらない装飾なども全部まとめて保存されてしまい、あとで見直したときに目的の部分にたどり着きにくいんですよね。

そこでいつも使っているのがFirefoxの拡張機能「Readability」。例えばわたしはこちらのライフハッカーさんhttp://www.lifehacker.jp/2011/04/110330understandstrength.htmlを購読しているのですが、「あ、これいいな」と思っても色々なサイトの装飾やらが満載で、アイディアの部分がいまいち見にくいです。そこで、Readabilityボタンを押すと...


 もともとそれほど煩雑な構成ではないですが、あっという間にテキストだけ抽出してくれます。この上でEvernoteにクリップするとあとで必要な部分だけ見ることが出来大変便利です。広告が多いサイトほど効果を発揮しますね。

というかね....Evernoteには必要な部分だけ範囲指定してクリップする機能もあるのですが、「範囲指定するのがめんどくさいw」などというものぐさな渡しようですな。これ。
ちなみにiPhoneで同じ事を遣る場合は、iCab mobileのmoduleを利用します。表示中のサイトからテキストだけを抜き出してメールするモジュールがあるので、それを使って自分のEvernoteあてに送信します。



こんな感じですね。スッキリして後で読みやすい...というとサイト制作者様のお怒りをかってしまうでしょうが...と..きには自分に合わせて必要な部分を抽出してからクリップしたらば捗るよ!ってな記事でした。

2011年4月4日月曜日

【RSSアプリ】Reeder and Sylfeed比較【Googleリーダー連携】

さてさてiPhoneアプリの中でも群雄割拠、玉石混淆のニュースカテゴリー。1年半Reederを愛用し続け他のアプリには見向きもしなかったら私がどうしても無視できずに購入してしまったアプリ、Sylfeed。折角なのでこれとReederを比較してみる。

Reederの何が秀逸かといわれれば、スワイプ一発で見出し記事からRead it later/Instapaper/Starに記事をおくれる点。ほぼこの一点のために離れずに使い続けてきた。あと記事の取得はむろん安定していなければならない。

しかし、Sylfeedを購入して気がついたんだが、このアプリでもReederとほぼ同様の使い方が可能な上、さらに多機能ときている。正直堪らん(笑)。まず、下のSSのように記事の見出しにワンタップでどんどん連続でピンを刺していくことが出来、最後にまとめてその記事群に対して「特定のアクション」をとらせることが可能。例えばRead it laterに送ったりメールしたりだ。














2011年4月3日日曜日

Firefox4の64bit版のメモリー消費量どうにかしてくれ

先日からFirefox4を使っているのですが、メモリーの消費が尋常ではなくなっていますね。タブを閉じてもメモリーの解放がうまくいっていないみたいでアクティビィティモニタで監視しているとあっさりと1GBを越えてしまいます。

ただ32bit環境だと快適だという話を聞いたのでOSは64bit、Firefox4だけ32bitで起動して運用することにしました。するとまあタブを20個開いたとして....
消費メモリーは500MB....うん。以前のFirefoxならせいぜい2〜300MBに収まっていたのを考えるとこれでも食っていると言えますが、まあ次世代ブラウザとしてはある程度大容量のメモリーを搭載したパソコンで動かすことを想定して作っているのでしょうから、こんなものでしょうか。しばらくはこの環境で使うか、または心機一転Googleクロームでも試してみようかなんてね。
ブログのテーマは一応「整理」なんですが、「整理」を辞書で引くと「減らすこと」、と書いてあります。出来れば一つのブラウザであらゆるニーズをカバーしたいところです。add-onの数で圧倒的な優位性を誇るFirefoxだけに今後のアップデートが待たれますね。一応高速化を謳っていますが、そんなに変わらない気がしますし...(笑)。

まあタダで使わせてもらっておいて言いたい放題言ってしまいましたが、ベータが長かったのでつい期待がふくらんでしまったわけですよ..ははは。ちなみにFirefoxだけ32bitで起動させるためには、FirefoxをFinderで選択して「情報を見る/command+i」でウィンドウを開き、32bitモードで開くにチェック。簡単です。


2011年4月1日金曜日

OmniFocus

じゃあ先刻予告済みのOmniFocusの運用に関してですが、主に
  • ショートカットキー
  • パースペクティブ
この二つを覚えていれば特段不自由なく使いこなせると思います。それぞれ簡単に使い方をおさらいします。


まず、ショートカットキーは新しいタスクの登録にも使えますが、個人的に一番使い勝手が良いなと思ったのは、「期限」を入力する際です。例えば4と入力すると勝手に今月の4日が期日だと認識され、入力されます。同様に期日の曜日は分かっているのだけれど日付が思い出せない場合は、アルファベットで頭文字から3つ、例えば金曜日なら「Fri」と入力してエンターを叩くと勝手にその日の日付が期限として設定されます。大変便利ですね。




続いてパースペクティブですが、これはタグだとかスマートリストと同じ類の検索機能だと思ってください。例えば「期日が間際まで迫っていて、かつフラグ付きのタスク」 というパースペクティブを作っておくと、そのタスクだけに絞って表示することが可能です。
えーそうすると期日間際なものや期日が過ぎてしまったものが表示されるといった寸法ですはい(笑)。


私が前回の投稿で紹介した鬱関連の悩み事はプロジェクト、さらに短期Goal/中期Goal/長期Goalにわけてそれぞれのフォルダーで管理していけばいいと思います。私の場合「レビュー」が苦手なので、レビュー自体をタスクとして登録してあります。やはり一つ上の階層から見直して現在のアクションを改善するのはとても大事ですよね...だったらやれよってはなしですが。


さて、OmniFocusについて詳しい方には参考になら無かったかと思いますが、こんな感じで仕事にかぎらず悩み事/心配事に関しても全て「収集」してしまうのが結構大事なんじゃないですかね。頭をスッキリさせるのには。